性別・年齢別!理想の体脂肪率と日本人の平均・標準!
女性なら誰もが気になる自分の体重と理想とのギャップ。意識をしていてもついつい太ってしまうことってよくありますよね。今回は、日本人における体脂肪率の平均と理想をまとめたものをお伝えします!
これを参考に自分の理想の身体作りを目指してみてください!
日本人の体脂肪率の平均と理想
「体脂肪率」とはその言葉の通り、体重の中の「脂肪の割合」のことを指します。つまり、体重の何%が脂肪なのかという割合を知る数値です。
体脂肪は、身体の健康を維持していくために、とても大切な役割を担っています。寒暖時の体温調節、免疫や性機能などのホルモン分泌、体を動かすためのエネルギーの備蓄などに体の脂肪分は必要不可欠です。
体脂肪率の区分法のひとつとして、「痩せ」「標準-(マイナス)」「標準+(プラス)」「軽肥満」「肥満」の5つで分ける考え方があります。理想の体脂肪率は、男女によっても年齢によっても大きく違い、幅があるため、自分の年齢・性別の標準値を知り、比較してみると良いでしょう。
項目は主に、痩せ・標準・肥満の3パターンですが、「標準」に関してはマイナスとプラスのふたつにわかれています。「標準マイナス」は痩せ寄りで、「標準プラス」は軽肥満寄り。ですが、標準の中の数値であれば、体脂肪による体への負担は少ないと考えてよいでしょう。
※あなたは、太りやすい生活をしていませんか?『太りやすい生活習慣チェック』で振り返ってみましょう。
理想の体脂肪率を目指すために
では「標準」ではなかった場合はどのようなリスクが潜んでいるのでしょうか。
例えば、急激なダイエットで「痩せ」になった人は、体における脂肪の割合が低くなったために、脳は「体が飢餓状態だ」と間違った判断をしてしまう場合があります。そうなると、飢餓から命を守るために様々なエネルギーが使われ、女性の場合は無月経が起きたり、別の病気にかかりやすくなってしまう可能性があります。極端なカロリー制限をしていないかなど、食事全体の栄養バランスを見直すことが大切です。
逆に、軽肥満・肥満の人は、脂肪が多いことで体に負担がかかり、病気を引き起こす危険があります。適度に運動をしたり、食べる量を減らしたり、栄養バランスを見直したりと、生活習慣を見直して、体脂肪率を少しでも標準へ近づけるように努力することが大切です。
日本人の理想体脂肪率は、男性15~20%、女性20~28%とされています。日本人は世界的に見ても肥満率が低く、他国に比べて“太っている人の率が低い”国と言えます。それは、日本食が太りにくい点や、若者のダイエットが根付き、痩せている容姿を目指す傾向から、日本人の肥満率が低いのだと考えられます。年齢や性別によって理想とする体脂肪率が異なるため、さらに詳しく数値で見ていきましょう。
性別・年齢別の体脂肪率の理想
男性
~14歳
- 痩せ ~6%
- 標準(-) 7~15%
- 標準(+) 16~24%
- 軽肥満 25~29%
- 肥満 30%~
15歳~17歳
- 痩せ ~7%
- 標準(-) 8%~15%
- 標準(+) 16%~23%
- 軽肥満 24%~27%
- 肥満 28%~
18歳~39歳
- 痩せ ~10%
- 標準(-) 11~16%
- 標準(+) 17~21%
- 軽肥満 22~26%
- 肥満 27%~
40歳~59歳
- 痩せ ~11%
- 標準(-) 12~17%
- 標準(+) 18~22%
- 軽肥満 23~27%
- 肥満 28%~
60歳~
- 痩せ ~13%
- 標準(-) 14~19%
- 標準(+) 20~24%
- 軽肥満 25~29%
- 肥満 30%~
女性
~13歳
- 痩せ ~14%
- 標準(-) 15~24%
- 標準(+) 25~33%
- 軽肥満 34~37%
- 肥満 38%~
14歳~17歳
- 痩せ ~17%
- 標準(-) 18~26%
- 標準(+) 27~35%
- 軽肥満 36~39%
- 肥満 40%~
18歳~39歳
- 痩せ ~20%
- 標準(-) 21~27%
- 標準(+) 28~34%
- 軽肥満 35~39%
- 肥満 40%~
40歳~59歳
- 痩せ ~21%
- 標準(-) 22~28%
- 標準(+) 29~35%
- 軽肥満 36~40%
- 肥満 41%~
60歳~
- 痩せ ~22%
- 標準(-) 23~29%
- 標準(+) 30~36%
- 軽肥満 37~41%
- 肥満 42%~
自分の標準値を知ることができましたか?もし、軽肥満か肥満という結果になってしまった方は『体脂肪の効果的な落とし方』を読んで理想の体脂肪率を目指しましょう。
また、体脂肪率が低いと妊娠しにくい、ともいわれています。詳しくは『低すぎるのは不妊の原因に!女性の理想的な体脂肪率』を参考にしてください。
出典:http://www.skincare-univ.com/article/009245/