放置は厳禁!ストレスによる胃痛の特徴と正しい対処法

仕事柄、変なお客様にあたってしまうと余計なストレスを感じやすいですよね。変なことを強要されたり、いきなり罵倒されたり、接客業なので仕方ないことですが、それでもストレスは溜まる一方です。

そこで今回は、ストレスが引き起こす身体への悪影響や、正しい対処法をお伝えします!

 

ストレスが関与する胃の病気

ストレスが関係するといわれる胃の疾患には、以下のようなものがあります。

急性胃炎

胃の粘膜に急性的な炎症が起こり、胃痛が生じます。腹痛や吐き気、下痢をともなう場合もありますが、2~3日安静にすれば症状が治まることがほとんどです。

慢性胃炎

胃粘膜に慢性的な炎症ができ、胃痛や胃もたれ、胸やけ、吐き気が起こります。個人差が大きく、ほとんど自覚症状のない方もいます。慢性的なストレスを抱えている方は気をつけましょう。

神経性胃炎

精神的なストレスや過労によって、胃の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れて発症します。食べたものを運ぶ役割のあるぜん動運動が正常に働かなくなるほか、胃酸の分泌も過剰になるため、胸やけや胃痛、食欲不振など胃全体の不調が起こるのが特徴的です。内視鏡検査で胃を調べても特に異常が見られない疾患でもあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍は、食事中や食後に、みぞおちのあたりがズキズキと重苦しく痛みます。胃潰瘍には「急性」と「慢性」がありますが、ストレスが関係しているのは急性胃潰瘍です。潰瘍は、ピロリ菌感染による場合が多いのですが、ストレスや過労も原因であるといわれています。 十二指腸潰瘍の場合は、寝起きや空腹時にみぞおちのあたりが痛むのが特徴です。胃液が薄まる食後には、症状がやわらぎます。

ストレスが原因の胃痛を改善するには

まずは、ストレスを解消することが一番です。ストレスを引き起こす原因となるものを少しでも取り除けるよう、自分なりの解消方法を見つけてください。

ぜん動運動や胃酸の分泌を促進する副交感神経と、逆にそれらを抑制する働きのある交感神経は、ストレスを強く感じると乱れてしまいます。心身を十分に休めるためにも、規則正しい生活リズムや良質な睡眠をとるようにしましょう。

ストレスが原因だからと胃痛を放っておいてはいけません。激しい胃の痛みを感じる時には内科か消化器科を受診し、ストレスによる気分の落ち込みがある場合には、心療内科や精神科に相談してみるのもよいでしょう。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/009220/

 

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