彼のタバコだけがどうしても許せない!
あなたは、喫煙者に対してどう思いますか?
そして、あなたの彼は、あるいは好きな人喫煙者ですか?
もし、あなたがタバコ嫌いなのであれば、なんとかしたいですよね!
■今宵のご相談
ご相談者:ばんばんさん(24歳・会社員)
★彼氏はいる(交際歴1ヵ月~3ヵ月未満 )が、気になる人がいる
恋愛に対するスタンス:能動的
結婚に対するスタンス2~3年以内にしたい
居住スタイル:親と同居相手:
年齢:25歳
居住スタイル:ひとり暮らし■出会いの経緯
彼氏とは昔からの友達で、自然と交際に発展しました。好きな人とは一度フリーの時にキスをしてしまいましたが、タイミングが合わず先に彼氏ができ、その後好きだと告白されました。■ご相談
話も合って尊敬できる男性がいます。その人と交際を考えたいのですが、タバコを吸うことだけがネックです。相手が私を好きだとしたら、早い段階でその話を出した方がいいのでしょうか? また、中毒性(タバコ)のあるものに対して、どのように言ったらいいのかも悩んでいます。■マコトねえさんからのアドバイス
●「合わない部分」をどうするか……。関係を長く続けるポイントね
偶然というか、あなた以外の方からも同じようなご相談をいただいているの。つまり「相手がタバコを吸うことがネック」というもの。確かに、タバコが嫌いな人はとことん嫌いよね。多くのタバコを吸わない女性たちが直面しやすい問題でもあるから、今回はこちらを採用させていただきました。そして、「好きな人はタバコ吸わないし、私には関係ない悩みだな」と思った方にもお話ししたいことを盛り込んでみようと思います。
あなたと彼が交際することになるとして、どのタイミングでどう言うか……。それ、アタシは重要なポイントではないと思うの。なぜなら、「他人を変える」っていうのは至難の業だから。どんなにいいタイミングで、どんなにすてきなワードを使ったとしても、彼がタバコをやめない可能性は大いにあるし、それはあなたのせいではない、ということです。
もうひとつ、つけ加えるなら、「タバコをやめない彼」のことも、アタシは責めることはできないわ。彼は未成年でもないし、自分の意思で、法律で許されていることをしているだけだもの。単に、「タバコを吸う彼と、タバコが嫌いなあなた、ベストな相性ではない」というだけの話よね。
勘違いしてほしくないのは、アタシは「ベストな相性じゃないからあきらめなさい」なんて言うつもりはまったくない、ということ。むしろアタシは世の中には「ベストな相性でつきあっているカップル」のほうが少ない、と思っているくらい。現に、数年前に死別したアタシのパートナーはタバコが嫌いな人間で、アタシはタバコを吸う人間だったのよ。
ちなみにアタシは、「彼と一緒にいるときは、吸わない」というルールだけはしっかり守っていたわ。カバンの中には携帯用のマウスウォッシュも常備していたし。彼が「そこまで努力してくれるんだったら、俺もうるさいこと言わない」という態度を徹底してくれたのも、それなりに仲良く過ごせた秘訣(ひけつ)だったのかもしれないわね。
●「ベストじゃない」関係を、「ベター」にするためのコツって?
このご相談に本格的にお答えする前に、ひとつ質問したいの。あなたはこの件に関して、どんなスタンスなの? アタシね、それが何より重要になってくると思うのよ。
「タバコはありえない。100%やめてもらわない限り、つきあえない」と思うのなら、それはそれであなたの「本当の気持ち」だから、アタシは何も言わないわ。「タバコ吸わない、尊敬できる人を見つけるのも、ひとつの道よね」と本気で思うし、新しい相手を見つけようとするあなたを応援するわ。
でも、「欠点(このケースではタバコ)はあるけど、それを上回る長所もたくさんある人だな」と思うのなら、まず、あなたの望みをもっともっとクリアにする必要があると思うのよ。
1)たとえば、単に「自分といるときには吸ってほしくない」という考えだとしても、「外でデートしてるときやお茶してるとき、彼がどうしてもタバコを吸いたくなったら、彼だけ喫煙スペースや喫煙席に行って1~2本吸うのはOK」にするのか、「それも含めてNG」にするのか。
2)「彼が自分の部屋に来たときに、部屋の中では吸ってほしくない」のなら、「キッチンの換気扇の真下ならギリギリOK」にするのか、「携帯灰皿で1~2本外で吸うのはOK」にするのか(ただ、マンションのベランダで吸うのは両隣や上下階の方に迷惑だから、避けるべきよね)。
3)超低カロリーでシュガーレスのミントタブレットのようなものを常備してもらうのか。
こういう感じで、あなた側からの「ここまでならOK」という明確な提示があったほうが、彼もチョイスしやすいような気がするのよね。
●「0か100か、どちらかを選べ」という交渉は、危険なやり方ね
タバコのことに限った話ではないけれど、彼とあなたの間で何か「食い違い」のようなものが起こったときに、「0か100か、どちらかでないとダメ」という二者択一を迫るのは、ちょっと得策ではないと思うのよ。自分の意思を表明しつつ、彼の選択の幅も広める……、そんな提案ができるかどうか。それが上手な「交渉」の仕方だと思うの。「交渉」という単語がビジネスライクすぎるなら、「歩み寄り」とか「お互いが尊重できる『点』を探る」と言い換えてもいいと思います。
先ほど言ったように、他人を完全に変えるのは至難の業です。でも、お互いのストレスがより少なくなる形での「すり合わせ」ならできるはず。そういう懐の深さをこちらから見せるのって、彼に「こちらの意思も尊重してくれる人なんだな」と思わせるコツの一つでもあると思うわよ。うまくいくように祈ってるわね!
あ、そうそう。うまくいっておつきあいに発展して、結婚の話が出てきたら。そのときに改めて、タバコのことを話し合いましょう。「私はいままであなたの協力もあってガマンできてきたけど、子どもには触れさせたくない世界なの」と言ってみてはいかが? 少なくとも、彼は尊敬できる相手でしょ? そういう男はね、「理解者(この場合は、あなた)がいる」という安心感があれば、いままでよりも厳格なルールを自分自身に課してくれるはずよ!
出典http://woman.mynavi.jp/article/160428-3/
出典http://gigazine.net/news/20100407_dumb_smokers/