虫歯になりやすい歯からカルシウムが流出する危険
なんと歯からカルシウムなどのミネラルが
流出するという事実があるんです!
虫歯になりやすくなってしまう歯からカルシウムが
流出する原因をチェック!
みるみる虫歯に!ドバっと「歯からカルシウム流出」危険度チェック
あなたは、歯からカルシウムなどのミネラルが流出するという事実を知っていますか? ミネラルが流出すれば歯質が弱くなり、虫歯のリスクが高まってしまいます……。
口臭や歯周病といった口内に関するトラブルはさまざまなことがありますが、そんなミネラル流出の危険度を、簡単にここでチェックしてみましょう。
■歯からカルシウムが流出する!
年齢を重ねると唾液量が減少していくもので、ストレスでもまた唾液の分泌は、減ってしまいます。すると口の中が汚れやすくなり、歯垢がつきやすくなります。歯垢がついた状態の歯は、酸によって歯の表面からカルシウムをはじめとしたミネラルが流出してしまうのです。これが、“初期虫歯”の状態です。
ミネラルが流出すると、虫歯ができるだけでなく、歯自体の質が低下してしまいます。日本人の8割が歯周病にかかっているといわれる現代で、ミネラルの流出が進んだ弱い歯では、ますます口のトラブルが増える一方になってしまいます。
■カルシウム危険度セルフチェック
ではここで、カルシウムの流出危険度を自己診断してみましょう。下記項目で自分がいくつ当てはまるか数えてみてください。
・歯のくすみが気になってきた
・歯の間にものがつまりやすくなった
・治療した歯をもう一度治療したことがある
・甘いものをよく食べる(間食が1日2回以上)
・寝る2時間以内にものを食べることがある(週2回以上)
該当する項目が1つでもあったら、カルシウム流出リスクが高い危険があります。
■カルシウム流出の予防法は?
では、どうやって歯からカルシウムなどのミネラル流出を予防できるでしょうか?
まずは歯垢がつかないように、歯磨きやフロスでのケアをしっかり行うことが大切です。女性は特に甘いもの好きが大半でしょうから、食べた後の歯磨きは面倒がらずにきちんと行いたいものです。
また、20~60代の女性500人に花王株式会社が行ったアンケート調査によると、歯磨きをしないで週に2回以上寝ることがあると答えた人は、20代で23%、30代で16%、40代で25%もいたので、ぜひ歯磨きの習慣を見直してみてください。
さらに、食べ物からカルシウムを摂るだけでは、歯は強くなることはなく、骨とは違うカルシウム補給が必要です。そのときに有効なのが、フッ素配合の歯磨き粉による“石灰化”。これはフッ素が、カルシウム等のミネラルを取り込んで歯を強くしてくれる仕組みです。
歯からミネラルが流出して、知らない間に虫歯になって歯が弱くなっていたとしたら、ちょっと怖いですよね。健康できれいな歯のためにも、やはり歯磨きは怠らずにしっかり行うべきなのですね。
出典http://woman.mynavi.jp/article/160509-50/
出典http://josei-bigaku.jp/hakirakira8830/