平井堅が20周年を締めくくる全国ツアー
なんと歌手の平井堅がデビュー20周年を締めくくる
全国ツアーを行い、無事に最終公演まで行いました。
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歌手の平井堅が8日、東京・国立代々木競技場 第一体育館でデビュー20周年イヤーを締め括る全国ツアー「Ken Hirai 20th Anniversary Special !! Live Tour 2016」の最終公演を行った。
平井がライブ冒頭のMCで「歌いっぱなしの1年でした」と語っていた通り、昨年5月12日と13日のデビュー記念日に、東京・Zepp Tokyo、9月から11月にかけては約4年ぶりとなるフルバンド編成で全国24会場を廻った全国ホールツアー、彼のライフワークともいえる全編アコースティック編成によるコンセプトライブ「Ken’s Bar」のクリスマス公演、そして今回のアリーナツアーと、会場の規模を拡大させながら展開、全36公演でトータル16万人を動員した。
この日会場に詰めかけた1万2000人の観客を眺めた平井は「やった! すごい! 超満だ!」と笑顔を見せ「今宵は明日死んでもいいという思いで、命がけで歌います。受け止めておくれ、代々木ボーイズ&ガールズ!」と、気合いたっぷりに観客を煽ると、「瞳をとじて」「LIFE is…」「POP STAR」といったヒット曲を次々と熱唱し、その美声に観客は酔いしれた。
また、昨年の全国ツアーでも好評だった会場のファンからリクエストをその場で募り、平井のオリジナル曲であればどの曲でも歌うというリクエストコーナーも実施。この日は「Missin’ you~It will break my heart~」と「キャッチボール」の2曲を歌い上げた。リクエストの権利は、特製バズーカから客席へ放たれた直筆サイン入りボールをキャッチした人が獲得することができるというルールなのだが、リクエストする際に平井と直接会話ができることもこの企画の大きな魅力となっている。
そのほか、気球に乗って場内を一周しながら歌った「KISS OF LIFE」、三代目J Soul Brothersのダンスでお馴染みの“ランニングマン”を間奏部分で披露した「Strawberry Sex」、また、場内を美しく彩る照明やレーザー光線など、視覚的にも楽しませるパフォーマンスや演出が随所に盛り込まれていた。さらに、この日最大のサプライズは、発売前のオリジナル曲をひとつのライブで3曲も披露したのは、20年のキャリアにおいて初めてのこと。
まず、アンコール1曲目の「魔法って言っていいかな?」は、Panasonic 4KカメラのTVCMソングとしてすでにオンエアされており、6月22日にシングルとしてリリースされることがこのたび決定した。次に、「リクエストコーナー」の直後に歌われた「Plus One」。こちらは、テレビ朝日系木曜ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』主題歌としてオンエア中で、5月25日に両A面シングルとしてリリースされることがすでに発表されている。そして、今回のツアーのファイナル公演で満を持して初披露された「TIME」だ。「ぼくが三重県出身ということでお話をいただいた」というこの新曲は、5月26日と27日に三重県で開催される「伊勢志摩サミット2016」の応援ソングとして平井が書き下ろしたもの。平井は「僕が生まれたのは三重県の西のほうで、海のないところ。(海のある)伊勢志摩は子供の頃に家族で出かけることがあって、いつも楽しみだった。その思い出を浮かべながら曲を書きました」としみじみと語りつつ、「水、川もそうですが、時の流れもそう。人類は変容の中で生きていて、生きているということは、流れの中にいるということ。どうせ流れるのなら、最後は柔らかいところへ辿り着けたらいいなと思うんです」と、未来に視点を据え、この曲に“流れ”という裏テーマを持たせて新曲を完成させたことも明かした。
最後に平井は、いつものようにマイクを通さず、生声で「俺は幸せ者だ! ありがとうございました!」と大声で叫び、ステージを後にした。
Photo by 田中栄治
出典:http://woman.mynavi.jp/article/160509-33/
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