「風俗で仕事しろ」と対応
生活保護を申請した女性に「風俗で仕事しろ」と対応
大阪以外にもまだまだある。
以下の記事がWEBで問題になっています
本当にそのようなことがあるのかと言う話です。
「風俗で仕事しろ」生活保護を申請した職員が発した言葉。女の人に対する「ありえない暴言」は本当なのでしょうか?
大阪市で生活保護を申請した女の人に、仕事がないならソープで仕事しろと職員が話したと、女性から相談があり弁護士がブログで書きました。これについて、市は「ありえないことで、そんなことは知らない」と話しています。ブログで書いたのは、大阪市の生活保護に関する問題を調査しているH弁護士です。2014年に市の滞納に関しての相談の電話を受け付けたところ、その女性が連絡してきました。その女性「申請したが、何回も拒否された」5月のブログでは、その女性は、DVが原因で旦那と別れて、障害のある子どもと生活しています。職は探してましたが、幼稚園に入園できずどうすることも出来ず、市に生活保護を申請しました。ですが、申請を断られました。その時に応対した職員から「風俗で仕事しろ」と言われたそうです。女の人は驚いて、専門家も引き連れました。その結果、市も申請を許可し、生活保護の受給が始まりました。ですが、その後も、福祉事務所が扶養手当を保護費から引くのを忘れたり、そのことを言うと「不正受給だ。返済しろ」と言われることがあったそうです。女の人はこのような対応に不信感を覚えたそうです。
自分は生活保護に関して取材をたくさんしてきましたが、実際はこのようなことは以前から普通でした。
87年、札幌で母子家庭の30代の女性が生活保護を受けれず無くなったことが発端で生活保護に関しての取材を始めたころ、自分が働いていたテレビ局にそのような連絡が女の人からたくさん来ました。
母子家庭で、貧しい暮らしをしている女の人らが事務所に相談しても、職員は以下のような対応しかしなかったそうです。
「旦那と別れたのが悪い。謝ってもう一回結婚してもらえ」
「あなたは若いです。保護を申請する前に体を売りましょう」
「仕事がないのはおかしい。風俗で働けるでしょう」
生活保護は、「申請」と言い紙に受給する意思を表してやっと審査がされます。
ですが、現場でされているのは、紙を出す前に、色々言い保護の受給は難しいと職員がいい、紙を書かせないようにするのです。
酷いと、今回のように「風俗で仕事しろ」といい諦めさせる時もあります。
この方法は「水際作戦」と言われていて、手続きをさせない方法です。
正式な手続きをさせたら、審査をして生活保護を受給出来る確率が高くその時の手続きがめんどくさいので、申請させないそうです。
これは生活保護の「相談」を狭い部屋でし、職員と相談する人との話がどういうものかがわからないことを利用して現在もある福祉事務所や職員がたまに「風俗」について話します。
なかでも相談者が女の人だと、高圧的な姿勢を取った職員がこのような話をします。
自分は80年代から生活保護に関する弁護士等の相談の場所を取材しましたが、今回、大阪で明るみになった「風俗」の問題はよくあることと言えます。
生活保護できるかどうか、仕組みによく分かってないのを良いことに、職員がいいように言って、「申請を辞めさせる」「追い返す」対応は一時問題になりますが、無くなることはないです。
「風俗で仕事しろ」は氷山の一角です。
それは生活保護を受給する女の人に対しての男の職員のセクハラとも関係しています。
前に、受給しているセクハラについてコラムを書きました。
これも氷山の一角です。
背景に行政の“絶対権力と女の人に対してのセクハラ。これに関しては、貧しい暮らしをしている人から相談される人が、たまに聞く話です。自分の取材経験からですが、今回のことは「氷山の一角。」と言えます。本当は、生活保護を受給している人と、役所などの職員との間に問題がよく起きるのです。
バックには、生活保護を申請したりそのまま受給したり、止めたり等の「生活保護の過程」が絶対に法の手続きではなく、狭い部屋で職員の好きなようにされているのが現状です。
無論、昔と違い、セクハラされても、された側も黙ってはいないです。専門の人による相談する場所の提供があり昔より整備されました。
ですが「生活保護を受ける」ことが、ものすごく生きるか死ぬかの瀬戸際で、世間から好奇の目で見られるので、「風俗で仕事しろ」と言われて、諦める人もたくさんいます。
根本を解決しないといけないと思います。
それを避けるのに、申請する人も職員と話したことを「録音」する等、対策しないといけないです。
ですが、ある自治体は、相談する人と職員と話すことの中身を録音することをキンしていたり、後で不利にならないようにしています。
むろん本末転倒ですが。
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