ソープで誕生したエロくなく泣ける物語

「ソープで誕生した泣ける話」と聞いて、変な中身だとは思わないでください。

今から紹介する話はソープ嬢と客の物語ですが、変なものではないので読んでみてください。

その話はネット掲示板「２ちゃん」に書かれたものです。本当の話かどうかは分かりませんが、本当の話として書かれていると思いますので、変に勘ぐらないでください。

ソープ嬢です。数年前に、自分にネットから指名がありました。４０代の男の人。初めての指名で、自分は顔を見せていないので、「どうして選んでくれたんですか？」と質問しました。そうしたら、「店のＨＰを見ていいと思い」とよくわからない答えです。その人の手が、爪も綺麗に手入れされていて通常の４０代の人より綺麗なので、「綺麗な手ですね」とさりげなく褒めたら、沈黙してしまいました。その後いきなり泣き出しました。

あたしはびっくりして固まっちゃいましたが、「何かまずいこと言いました？」と下を向く彼の目を見ました。その理由を話しだしました。その人は、行為した後吉原を後にしたら、母親と死のうと考えていたそうです。母親は介護が必要で、介護するのにその人は仕事を休みがちで、首になりました。

預金を崩して生活していましたが、もう無理で、母親と死ぬ前に終わりにソープに来たそうです。その人の手が綺麗なのは、母の介護をするのに綺麗にしていたそうです。そこに自分が突っ込んだので、緊張から解き放たれて彼は泣き出したのです。

そしてその人があたしを選んだわけも理解できました。あたしはプロフィールに「介護士」と書きました。ほとんど仕事してませんでしたが。

あたしは、どうしたらいいのかわからず、そのままにするわけにもいかないので「母親は、年金はないんですか？」と訊ねたら、受給資格もないみたいで・・・・

終了時間が近づいてきて、このまま家に帰すのは悪いので、あたしが前から世話になっている弁護士を紹介しました。そのままにするのも恐ろしいので、部屋から弁護士に電話し、このようなわけでこのような人が相談に行くので頼みますといい、その人には値段から一万円返し。「これで相談してきてください」と言い不安な所がありましたが見送りました。

そして今、あたしはソープを辞めますが、自分の店の主任は、なんとその客なのです。弁護士を紹介し、焦っていたあたしは「自分の店、ボーイ探しているから」と言いました。その後、その男性はあたしがあげたお金を持って弁護士に行き相談したら、母親の年金記録を知ら寝ると受給資格があるとわかりました。どん底だった人生に一筋の光が見え、その後その男性は自分の店に面接に来ました。

ボーイにしては年はいってましたが、その人の前の仕事はドライバーだったので、採用され今では主任になりました。こう思い返すと、いい話ですね。辞めるまで頑張ります。

この話を紹介したまとめサイトには、この話を呼んだ人の感想がたくさん書かれています。「この展開は思ってなかった。」「良い話です。何があるかわからないですね」等の声が上がっています。

人生はどこでどう変化するかわからないです。そこで終了と考えても、長く続く道があると思います。色々なことがありますが、どこかに新しい道のきっかけがあると思います。そう思いたいです。