ホステル
ホステル3
ホステル 今日は、DVDで観た映画です。
書いておいてなんですが、今日のは、ほんと読まなくて良いです・・・
当ブログを読んでいただいている方は、ご存知でしょうが私ヤマダは、クエンティン・タランティーノが大好きなのですが、タランティーノ絡みで今まで敢えてスルーしていた唯一の作品です。
『ホステル』は、前作『キャビン・フィーバー』でタランティーノに「ホラーの未来だ」と言わしめたイーライ・ロス監督の2作目。
映画バカ、タランティーノは、自分の名声を惜しげもなく他人のために使う良い奴。
今月公開の
『ラッシュ・アワー3』
のジャッキー・チェンも、今でこそハリウッド・スターの仲間入りをしていますが、20年以上前
『燃えよ!ドラゴン』
のロバート・クロウズ監督に撮らせた
『バトル・クリーク・ブロー』
も外し、ゴールデンハーベストが総力を挙げて当時
『トランザム7000』
シリーズ でノリノリだったハル・ニーダム監督とバート・レイノルズを呼んで撮った
『キャノン・ボール』
そして懐かしの人間ミンチでおなじみ
『エクスターミネーター』
のジェームズ・グリッケンハウス監督の
『プロテクター』
と二度三度とハリウッド進出に失敗しているんです。
ちなみにジャッキー映画のトレードマークとなっているラストのNG集。ハル・ニーダムのキャノン・ボールに参加した時以来なんです。そうです、パクリなんですね。
そんなジャッキー・チェンをMTVアワードでベタ褒めしてアメリカの人々に紹介したのがタランティーノ。
もちろんタラちゃんは、ジャッキーをリスペクトしている、いちカンフー映画ファンだったのですが「タランティーノが良いっていうなら・・・」って事なんでしょう、その後全米公開された『レッド・ブロンクス』がアメリカで大ヒット!
一度観せてしまえば「このチャイニーズすげぇ!」となるわけです。メジャーリーグの日本人選手を見てもわかる様に、一度認められてしまえば人種など関係なく大スターになれるのがアメリカ。
しかし、まぁ皮肉なもので、私を含むジャッキーファンから言わせてもらえば、数多あるジャッキー映画の中では、かなり下の方の『レッド・ブロンクス』で認められるなんてねぇ・・・
余談ですが、もちろんアメリカ、というか日本以外での発音は、ジャッキー・「チャン」です。では、何故「チェン」と呼ぶのか?
ジャッキーが日本に初めて紹介されたのは、『ドランク・モンキー 酔拳』。当時は東映の看板映画『トラック野郎』の同時上映だったんですが、その頃大人気だったのが、やはり香港から来たアグネス・チャン。
もちろんチャンは苗字なので、問題が無いのですが、アグネス・チャンの存在が大き過ぎて、当時の日本人の中では「アグネスちゃん」と脳内変換されてしまっていたため、「チャンじゃ女の子っぽいだろ」ってことで「チェン」に落ち着いたそうで。
まぁ、どっちかって言ったら「ジャッキー」が女っぽいだろ!って突っ込みたいですが・・・
あぁああああああああああ、ジャッキーの話じゃなかったです・・・
それでですね(苦笑)、『キャビン・フィーバー』を気に入ったタラちゃんがイーライ・ロスと親交を深め、『ホステル』の話を聞いて大エキサイト!「俺がプロデュースしたるわいっ!」と言ったかどうかは、わかりませんが、『ホステル』がタラ印になったのは、そんな経緯。
タラちゃん作品に関しては、監督作品は当然、『トゥルー・ロマンス』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の脚本作品や出演作の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』や朋友ロジャー・エイバリーの監督作をプロデュースした『キリング・ゾーイ』まで押さえているのですが、何故かまったく観たい気分にならなかったんですよね『ホステル』は。
ホラーも別に嫌いではないし、何故だか自分でも理由は、わからなかったんですけどね。で、観たらいたって普通でした。
タラちゃんもダリオ・アルジェントやルチオ・フルチの映画が好きそうだから、ヨーロッパを舞台にしたのもわからないでもないけど、脚本、撮影、演技とどれを取っても普通のB級ホラー映画ですね。
いわゆるオチっぽいものもあるんですけど、あえてシンプルにしているのか、あまり「驚愕の事実」には感じず、それはそれで味かなぁ程度に思っていたら、まぁ都市伝説の類ですかね、実話をもとにしているらしいのです。
んんー、それは興味深い、ってか怖いなぁ。この映画の舞台になっているスロバキアでは無くタイらしいですけど、ありそう・・・・
てなわけで結局、私の中では「タラ作品」にはエントリー出来ず終いですね。
そんな事より、9/1ですよ。『デス・プルーフ』公開です。全っ然話題になってませんけど大丈夫でしょうか?ま、いーんですけどね、自分だけ観られれば。(笑)
先日、この映画の試写会があったらしく、当店の美爆乳でお馴染み「めぐみさん」がそれに応募して当たったらしいのです。そうしたら、その当日は、めぐみさんは実家に帰るとのこと。
チャーンス!!
・・・・と思ったら試写会は、火曜日。その日ヤマダは、仕事・・・。で、たまたまイケダが休み。やられた!
結局そのイケダは、ブログでお伝え済みですが、思いっきり体調を崩し映画どころでは無く、その試写状は、犬死に・・・ごめんなさい、めぐみさん。
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