はるか昔、江戸幕府が開かれて間もなく、吉原遊郭が誕生したのである。そして現代の東京都台東区千束４丁目及び３丁目が吉原遊郭の跡地となっており、今の時代では日本最大級のソープランド街として多くの人たちに知られている。地図上で説明するのであれば、南千住駅のやや南で、浅草の北の方に位置し、最寄駅からは少し距離がある。昔からの名残でこの地にソープランド街というようになっているが、現代では少しずつ店舗が減ってきており、駐車場になってしまっている場所もちらほらあるのです。いずれのこのソープランド街は消えてしまうのではないかと言われているのである。

基本このソープランド街に来るのには、駅からは迎車でお出迎えしてくれて最後までお見送りまでするのが、すべてサービスとなっているお店が多いようです。つまりネットで先にこのお店って決めてから行く流れでないと迎車が来てくれないのである。しかし、せっかくこの土地を訪れるならば、歩いて見回ってみたいものである。もしお目当てのお店がないのであれば、最寄駅から歩いてみるのはいかがだろうか？

私はただソープランド街を歩くのではなく、あえて営業開始前の時間からこの街の散策を行ってみたのである。その様子をお話ししていこう。駅近くにある風俗街と違い、一般の住宅街に近い街並みをしております。駅付近の風俗街だとなかなか人がいないように思えますが、この地域では周りには普通の住宅も多いので、普通の一般人をよく見かけます。普通の一般人が、横にソープランドがあるのを普通に通過していきます。そしてお店に前には大きい袋に入ったものが出されています。そして業者がそれを回収していくところを見かけました。ホテルで使用していた、タオルやシーツ類であろう。まあ朝に仕事をしているので見た感じは一般の仕事のようにしか見えません。それから普通の若い女性のＯＬさんも駅に向かっているのかと思っていたら、店の中に颯爽と入っていった。駅に向かって会社に出勤するのかと思っていたら、ソープランドに出勤する女性でありました。開店前になると店員さんと思われるおじさんが店の外でタバコをすったりしているのをよく見かけます。そのおじさんたちと目が合うとやはり勧誘されるのである。まあ実際に勧誘されたのです。まあ現在は法の取り締まりも厳しいため、あまり強要的な勧誘はしてこないので、少し気楽である。まだ取り締まり厳しくなる前は、男性がこのあたりを静かに素通りはできかったであろう。今は気軽に歩けるような時代になったのだ。全体的にどの建物も表向きにはきれいに作られているが、中や裏ではそんなきれいな印象はあまりないのである。調べてみたら、新風俗営業法でお店の建て替えが禁じられているようだ。ん？そんな法律があるのか。そこ取り締まる必要がなんであるのだろう。とても疑問に感じますね。

もし災害などが起きた場合大丈夫なんだろうか？とても不安になるが、お店に入ればそんなこと気にすることはないでしょう。日本最大級のソープランド街だけあって、売れる店と売れない店はでてくるだろう。最初の方にも述べましたが、これだけお店があれば貧富の差がでるものだ。年々店舗数が減っているようですね。それなので、少しずつ怪しい空気は減りつつあり、大きいマンションなども立ち、一般の街と何も変わりのない街並みに近づきつつあるのである。

いろいろと歩いているとビジネスホテルを見かけた。こんなところに必要あるのか？従業員とアフターか？と思ったがよく見ると女性向けと書いてある。終電に乗り遅れた従業員や地方から遊びと働きにきた子などに、需要があるので女性向けのビジネスホテルがつくられているのだと納得しました。

日本最大級のソープランド街の朝は以外にも平凡な感じで、普通の住宅地と変わらないような朝に思えました。こんな街並みがいずれなくなってしまうと言われているが、本当になくなってしまったら大変ショックである。