虐待してしまう可能性の高い女性達
彼女たちは何を考えてどのような環境で子育てをしているのでしょうか?その「声」が世間に届くことはほとんどないです。そこで、全国で最も母子家庭の割合が多い沖縄県で、彼女たちの「声」を聞くにしました。
高い給料を歌う夜の世界も手元に残る金額はほとんどない
沖縄県ひとり親世帯等実態調査報告書を見たら、昼の仕事している母子家庭の月の給料は10万円ほどが3割と一番多いです。キャバで仕事している母子家庭の月の収入は約20万円。一見、キャバのほうが多くもらえると思いますが、化粧代、交通費等を自分で払わないといけないのです。送迎がない場所に住んでいるキャバ嬢は、タクシーを使用するだけで月に数万、さらに化粧代は一回1000円かかります。必要経費を除くと、昼の仕事をしている人とほとんど変わらないのです。
昼の日払いのバイトも存在しますが、WEBでは「高収入」「日払い」で検索すると、上に出てくるのは、キャバや風俗等の仕事です。求人誌で「日払いも、夜の仕事がたくさんあります。彼女たちは、露出がたくさんある募集の記事を見て、夜の職業で仕事するようになるのです。
経済的理由で夜の仕事を選んだ
「子供を産むことを決めてから一回も会社員として仕事したことないです。今すぐ仕事しないとお金がないので、昼色の仕事を見つける時間がなかったです。」
「お腹に子供がいるときも仕事していました。子供を産んですぐに働き出しました。一回は昼の仕事しましたが手取りで月10万しかもらえず、光熱費も払えませんでした。」
生活の厳しい現状
「仕事が終わり家に戻るのは、朝6時。その後朝ごはんを作り家事をします。一日4時間寝れたらいいですよ」
「酒が飲めなくて、飲んだら朝起きれない。医者からは止めるように言われていましたが、仕事がないのです。息子と生活のリズムが異なるから、相手する時間が短い」
子供を預ける場所を確保するのが大変
「時間保育を使うと、一時間で800円。ほかに安い場所があるのは知らなかった」
「実家で面倒を見てもらってましたが、生活費を渡していたので生活は変わらず貧しかったです」
「昼は無許可の幼稚園に預け、夜は実家に預ける。そのようにしないと、暮らしていけない」
「夜の仕事」の周りからの偏見
「このような事件が毎回あると、「あんたらみたいなのが子供を殺すんだよ!」と客から言われます」
「夜の世界の仕事の女性はきちんとした人間を育てられることは無理だろ!」
「息子が小学生になってから、友人からあたしのことで色々言われるみたい」
今回取材した人たちの学歴は、高卒、中卒いませんでした。学がないと昼の仕事で高い給料をもらえることはほとんどないです。中でも沖縄では、最低賃金が日本で一番低いのです。母子家庭の人たちは子供を養うのに、ちょっとでも高い給料をもらうのに、キャバや風俗という給料の良い「夜の仕事」を選んで仕事しているのです。
埼玉であるベビーシッターの事件も「あたしたちも預けるところがなかったり、高かったら、使用すると思います。夜間保育はほとんどないエリアでは、家に子供を置いて夜仕事している人もいる」という声もありました。彼女らは、偏見や貧しい暮らしをしても懸命に生きようとしています。客から何を言われても、子供を守るのに懸命なのです。
1. ア 2014/12/27 21:00:11
風俗嬢てたしかに子供虐待する人多いかもしれない