SEXで育む女性
SEXで育む女性は”母親“と重なる?男性の悲しさ
今回のアダルト小説
います。ですが反対に、そのような男性の母親崇拝は、男性を落とす一番の武器になると思います。ここで紹介する「そして二人は性の奴隷に」にも、そのような女性が出てきます。
この作品は「突然僕はあなたのしもべに」「やがてお前が俺の主人に」と連載した3部作の完結編です。普通の会社員の良一が、あることから美女・玲子と会い、彼女のHにはまり、堕落していく様子を描いています。良一に絶対体を触らせない玲子は、犬をしつけるように彼を“M男”として目覚めさせていきます。それが理由で、良一は結婚相手も仕事も無くし、最終的に、玲子が運営するSEX教団「ラブリング」を守るのに玲子をかばい、捕まってしまうのです。
そしてこの作品は、良一は3年刑務所で暮らした後、ソープの店長として再び歩き出したところからスタートします。一回は「玲子のためなら命を落としてもいい」と思い愛していきましたふぁ、彼女が大切なのは「ラブリング」で、良一ではありませんでした。刑務所にいるとき、玲子は連絡を寄こしませんでした。
良一の中に復讐心が湧き上がります。汚いソープで暮らしながら、復讐として、玲子をご強姦することを決めます。
「ラブリング」で玲子の元で仕事していた愛実を拉致に、玲子の場所を吐かせ、二人は3年ぶりに再会しましたが。
一人の男性をだめにする玲子の魅力は、前作「やがてお前が俺の主人に」に出てきた。良一が同性していた奈緒と比較するとよくわかります。彼女たちが良一からして、どれだけ反対な女性かが面白いのです。
奈緒とは一緒に“生活”する間柄です。そのHも、嫁としてこれから寄り添ってもらう行
為で、それは良一が奈緒を支配していました。なので、良一の責められることが好きな性癖を引き出すのは奈緒には不可能なのです。反対に玲子とは、育て、育てられる関係なのです。自分の中に存在するM気質を発見してくれたところに、玲子は“母親”と言ってもおかしくないのです。
奈緒を見捨て、玲子にしがみついたのは、彼女にある母親の部分が良一を包んだからです。
「いい女」と言われる女性はたくさんいますが、男性を一番おかしくするのは「Hで男性を育てる母親のような女性」と、玲子は教えてくれました。
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