不眠症になってしまったときの対処法
みなさんは、不眠症になってしまったことはありますか?
様々な原因が考えれられますが、とにかくきつい症状です。
今回は、そんな不眠症の種類と対処法についてご紹介します。
■不眠症には4種類ある
●不眠1:入眠障害
次の日に備えて早くベッドに入ったのに、なかなか眠れなくて困っているという人もいるでしょう。
一般的に人は10~15分で寝つくといわれていますが、不眠は寝つきの悪さに“苦痛を感じているかどうか”で判断することができます。
主な原因は、“精神的ストレス”、“体温が高い”、“体内時計の乱れ”の3つです。
(1)精神的ストレス
ストレスにより交感神経が高まった状態が夜まで続くと、休息モードにならず眠ることができません。
寝る前に深呼吸をしたりストレッチ、ヨガをしながらの呼吸法で体全体をリラックスさせてあげましょう。自分の好きなアロマの香りを炊くのも効果的です。
(2)体温が高い
寝る前は体温が急激に下がり、眠りに適した状態になります。“夜遅くの食事”や“就寝直前の熱いお風呂”は体温を上昇させてしまうので、入眠を妨げることになります。21時以降の食事はしないように心がけましょう。
(3)体内時計の乱れ
体内時計を整えるには強い光を浴びることが必要です。朝はできる限り自然光で目覚めるようにしましょう。
●不眠2:中途覚醒
夜中に2回以上目が覚める日が週に3日以上ある場合、中途覚醒と判断されます。人間の眠りは90分周期で浅くなるため、その周期に合わせて就寝後3~4時間半後は目が覚めやすくなります。
主な原因は、加齢、寝る前のお酒、夜遅くの食事、首や肩、腰などの痛み、睡眠時無呼吸症候群です。
眠れない夜にお酒を飲むと眠りに入りやすいのは事実ですが、アルコールは分解されるとアセトアルデヒドとなり、交感神経を刺激するため中途覚醒が起きやすくなります。
寝具の劣化により就寝中に首、肩、腰などに負担がかかると痛みで深夜に目が覚めてしまうこともあるので寝具の見直しをしてみましょう。
●不眠3:早期覚醒
不眠症の中でも高齢の方によく見られます。
朝早く目が覚める日が週2日以上あって、それが1か月以上続いているなら、早朝覚醒の“可能性”が非常に高いです。
主な原因は、加齢とうつだと考えられています。
うつ病にかかっていると深い睡眠が減ってしまいます。うつ病患者の睡眠リズムを調べた実験によると、健康な人に比べて深い睡眠の長さが短くなることが確認されています。
●不眠4:熟眠障害
睡眠時間は充分なはずなのに、なぜか体の疲れがとれない……という症状が熟眠障害です。最近では、若い世代に増えてきています。
熟睡感が得られないのは、深い睡眠が足りていないことが大きく関係しています。次の習慣に心当たりはありませんか? 1つでも当てはまるのなら要注意です。
<深い睡眠に悪影響をまねく夜のNG習慣7つ>
・夜遅くにコンビニに行く
・寝る直前までPCやスマホを使う
・カフェイン飲料を飲みすぎる
・寝酒をする
・夜遅くに食事をする
・夜遅くに激しい運動をする
・熱すぎるお風呂に入る
・寝る前に考え事をする
質のいい睡眠をとることは、健康だけでなく、美容にもいい影響が。寝る2、3時間前にパソコンやスマートフォンの画面を見ないようにするだけでもずいぶん違いますよ。女性は是非、7.5時間以上の睡眠を心がけてみてくださいね♪
出典:http://woman.mynavi.jp/article/160405-308/
出典:http://fuminshou.net/kaizenhou/fujinka.html