卒業袴レンタルか購入か?

市民センターで出会ったゆうくん

練習(2日と最終日)☆

本当に追い込みかけてたから写真があまりないので2日間の記事をまとめて書きます。

2日の日はさおちゃん、まいちゃんの手直しの続き、それからショーのエンディングの方でペアになるんだけど、この日にそこの役ごとの振り付けの意味が間違っていた事に気付いたの。市民センターで仲良くなった師匠に教えてもらったんだけどね。今回のショーは1つのダンス(もう本番すぎたのでバラします)以外は全部姫が振り付けしたんだけど、バレエを習ってる人いわく、目上や家来の振り付けとかは動きが決まっているみたいで、姫はイメージで全部作ってしまったから(と言っても色んな動画を見て研究したりはしたんだけど)でも、本場の人の動きは同じ様に見えて比べるとやっぱり違う、なんか綺麗だし、すごい!!
2日前にいきなり振り付け変更!!
でもこの日は完成できず、焦り感が納まらないで帰宅。

次の日(練習最終日)は緊急自体発生。
エンディングのペアの奴は姫と華、さおとみく、まいとゆはだったんだけど、この日ショーのために、みくちゃん、ゆはちゃんが美容室の為ペアの練習が出来ない。。。しかも、みくちゃん、ゆはちゃんのペアは、さおちゃんとまいちゃん。。。とりあえずみくちゃん、ゆはちゃんが来るまで違うダンスの練習してたんだけど、この日の時点でもさおちゃん、まいちゃんは一生懸命やってるんだけど、まだ他のダンスにも付いていけてない。でも2人は静岡で一緒に練習できなかったから仕方なかった。姫が撮った自分達のDVDで練習してたんだけど、映像と実際見るのでは細かい所が全然わからない。だから予想以上にてこずった。それなのにペアの所もみんなで合わせられないからやばくて、おまけにみくちゃん、ゆはちゃんが到着したのは夕方6時過ぎ、体育館が使えるのは残り3時間。
間に合わない。。。

とにかく一つ�の細かい練習よりも通しの練習もしなくてはならない。
本来なら前日の時点で細かい所が完成する予定でいたから、この日は通しだけの練習と登場シーンの手直しのハズだった。だけど前日エンディングの振り付けが変わった事もあり、そこを直したりしてたのとダンスが思ってた以上に全員で合わせると中�揃わないから、みんなが初めに出てくる登場シーン(ウォーキング)の所の練習が全然出来て無かった。最初はただ歩いて出てくるだけにしようかと思ってたんだけど、やっぱり全体のバランスを見るとそれでわつまらない物になってしまうから、そこもその場で姫が考えた。だけど、ここも全員が2人づつ出てこなきゃいけないから全員で5組のペアになる。そうするとペア同士がお互いのタイミングをつかめないとバラ�になってしまって登場から本当に汚くお客さんの目には映ってしまう。

とにかくウォーキングの所を変更して通しをやった。だけど時間がなくて2回しか通しが出来なくてこの日が終わった。
つまりウォーキング練習はたった2回。もちろん通しも細かい所が揃ってないから1度も成功しなかった。。。

姫は今まで毎日他の用事よりも何よりもこの事を優先してきた。走りまわってダンス教えたり、ビデオ撮ってみんなに見せたり。イメージや誰がずれてるとか一時停止したりして細かくやったりもした。だから毎日撮ったビデオを2時間以上見て、誰がどこを直すとか、細かく頭に入れて次の練習の時にみんなに言ったりビデオを見せて説明した。自分は常に完璧に出来る様にほとんど寝ないで家で練習してみんなとの練習は常に教える役だった。
練習もちょっとでも時間がロスしない様にデッキ準備したり、誰が今何をするとか、休憩時間が何時からとか、練習日程や時間、こんなに毎日頑張ってきたのに練習が間に合わなかった。。。

帰りに華ちゃんの車で悔しくて、悲しくて涙が止まらなかった。華ちゃんは途中姫の手を握ってくれたりしてくれたけど、姫を支え続けて来てくれた華ちゃんにも姫は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
華ちゃんは誰よりも近くで頑張ってきた姫を見てくれてたから『わかるよ。』って涙浮かべて優しく姫を見てくれた。
次の日には本番だと言うのに全体を見るとまだ�出来てない所がたくさんあるし。
『不安な気持ちで本番を迎えるなんて。。』という絶望感。
こーなるのが嫌だったから、出来る事は全部やって来たのにという悔しさ。

最終日うちら(姫と華)二人の焦りがピークだったせいで、みんなに対して『もぅ少し手伝ってくれたら、練習の時間が出来たんじゃないかな。』なんて心で思ってたのがつい態度にでてしまって練習の空気もなんだかいつもより違くなってしまった。みんなとの距離が遠くなってしまったのもわかったし。でも悔しかった。姫と華ちゃんはこうならない様に全て計画を立てて自分の生活を犠牲にしてまで時間を費やしてきた。練習場所でもタイムロスしない様にデッキ用意したり、カメラ用意したりしてた。つねに、走り回っていた。でも、いつも二人でやってたからしゃべってるみんなが少しヤル気がなく見えてしまってた部分もあった。指示を出さないと座りこんでおしゃべりし始めたりされちゃうのがうちらからすると時間もなくなるし、一生懸命やってるからこそ、気持ちが伝わってないのかなって悲しかったんだけど。みんなはやってくれてる立場だから。仕方のない事だったと思う。
だからこの時、本当にみんなにも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

だけどそれも良く考えてみたら仕方のない事だったのカモ知れない。1ヶ月ない状態で姫一人で構成を考え、曲を選び、曲の編集もした。ダンスや振り付けを作って、みんなの立ち位置を決めて構成表を作った。みんな分の10コのMDも作って、衣装も作って、打ち合わせも行って、本当に寝る暇なんかなかった。ましてや病院に行く暇なんかなくて熱も出っぱなしだったし。
それだけ姫はやってきた。

それに、さおちゃん、まいちゃんだって静岡だからこっちに来て3日で完璧にしなきゃいけないと言うプレッシャー。
他のみんなだって後半は練習にたくさん来てくれてたからだいぶ疲れていたし、なにより全員が揃った練習はたった2回だけしかなかった。
2回のうちの1回は3時間だけだったし。

もっと時間があればよかった。

みんなもきっとそう思ったと思う。

だけど、時間がないなりに出来る事は全てやったんだし、嫌でも本番は来てしまう。

帰ってからみんなには長文のメールで姫の気持ちを送った。

さおちゃん、まいちゃんとは華ちゃんを入れて4人で話しをした。
みんながいっぱい�だったからすれ違ってしまった事もたくさんあったけど4人で泣きながら話しをした。

後はやるしかない。

自分を信じて、みんなを信じて。

誰かが言い出して定着した『チーム姫香』のチーム名。

チーム姫香は10人が全員揃って初めてチーム姫香になる。
チームの名前とみんなの気持ちが一つになると言う意味が込められていた。

市民センターで出会ったゆうくんが『姫にこれあげる』って最後の日に手紙とゆうくんのママが作ったというゆうくんの鞄についていた毛糸のお人形をくれた。
『ママが作ってくれたのにもらっていいの?』って聞くと『ママがお姉さんが最後だからあげていいって言ったんだ』。
姫はゆうくんに『ありがと。お揃いだね』って言った。
心の中で、“よし!お守りにしよう”って思った。
それから『ひめかちゃん』って書いてあるお手紙ももらったよ。
中は3枚の紙に別れていて、1枚目は『ひめかちゃんへ、ばいばいね』
2枚目には『ありがとうね。だんすがんばってね』
そして3枚目には『ほんとうにがんばってね』そして姫の顔とみんなが書いてあった。
中には折り紙で作ったバラと指輪☆
サイズもピッタリだった(泣)
他にも女の子達からお手紙とかもらいました。

みんなありがとう(泣)

この状況で決して簡単な事ではないけど、チーム姫香なら大丈夫。

みんなも応援してくれてる。

絶対大丈夫!!!