けやき通りそば福岡で唯一もつすきが食べれるお店♡「もつ繁」
もつ鍋という言葉は知らない方はいないと思いますが”もつすき”という言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことがない方が多数だと思います。福岡で唯一もつすきを食べれるのが”もつ繁”というお店だけなんです。
もちろん、もつ鍋も同時に食べれます♡
幼少期の頃の味付けにさらに改良を加え砂糖を一切使用しない味付けは病みつきになります。
梅雨も明け、夏も本番ですね。
今年も猛暑の気配ムンムンな予感しかしませんが、そんなときこそ大切なのがスタミナ飯。
今回は博多が誇る逸品「もつ鍋」の中でも、自慢の「もつすき」をご紹介しちゃいます!
「もつすき」はご存知ですか?
ところでみなさん、先ほど出た言葉の「もつすき」をご存知でしょうか。
もつ大好き!の好きではなく、「もつすき」の「すき」とは日本人のソウルフード、「すき焼き」の「すき」なんですねー!
もつ鍋なの?すき焼きなの?そんな疑問が聞こえてきそうですが、それはこれからのお楽しみです。
ということでおじゃましたのがこちら、天神からほど近いエリア赤坂にある知るひとぞ知る名店「もつ繁」さんです。
風情のある外観にさらに期待が高まります。さっそく中へ!
からからから~と扉をあけると、なんだか「ただいまー!」と言いたくなるノスタルジーさ。カウンター席を通りすぎて奥のお座敷席を目指します
足を踏み入れるとなんだかたくさんのお札…?
かと思いきやよく見てみると…
名だたる著名人のお名前が!さすが名店たくさんの方がこちらで「もつのすき焼き」を堪能されてきたんですね~
なんて店内を見渡しつつさっそく「もつのすき焼き」をオーダー。
こちらがアイテム一式。重厚な鉄のお鍋と謎の液体が入ったビン、そしてチャッカマン。
それではさっそく「もつのすき焼き」タイムスタート!
熱した鉄鍋にまずはにんにくを投入。これだけでいい香りが漂います。
そして本日の主役「もつ」の登場!
見てください、この豊富な「もつ」はなんと6種類!
丸腸・小腸・ハツ・センマイ・ミノ・コリコリです。
今回この「もつすき」を作ってくださるのは、笑顔が素敵な「もつ繁」の二代目!
二代目と楽しく会話をする間にお鍋の中も賑やかな様子です。
6種のもつがジュージュー言ってます。
そこに唐辛子をパラパラッと入れるとお鍋の中がパッと色づきますね。
そして先程のアイテムの中にあった、謎の液体をさーっと入れてここからまた少しグツグツ煮込みます。
もつすきの秘密が今明らかに
そしてこれからがこの「もつのすき焼き」の魅せどころ。先程の謎の液体の正体も明らかに……
チャッカマンがカチっと音を立てれば……
ファイヤアアアアアアアアアアアアアア
どうですかこのメラメラ具合!びっくりしたでしょう?
そう先程の謎の液体の正体はなんと日本酒。しっかりと煮込んだあとに日本酒のアルコールを飛ばすために、フランベしたというわけです。
このパフォーマンスは何度行ってもテンションアップ!そうです、ここがシャッターチャンス!もし失敗しても優しい二代目が何度か着火してくれるので安心してください(笑)。
無事メラメラタイムが終了したら、お醤油ベースの特製ダレで味付け。
こちらのメニューは「すき焼き」でありながらお砂糖は不使用!先程のフランベでもつの不要な脂分も一緒にファイヤーされているので、この「もつのすき焼き」実はとってもヘルシーなんです。
お醤油ベースでもつを楽しむので、もつ本来の甘さと旨味がさらに引き立ちます。
フランベと味付けが終わると豆腐と玉ねぎを入れてあとは完成を待つばかり。
その間にお楽しみいただきたいのがこれまた絶品の予感漂うサイドメニュー!
もつ繁おすすめメニュー3品
■生せんまい ¥500
独特な歯ごたえがたまらない博多の逸品をポン酢でどうぞ。
■豆腐のとろろ味噌 ¥500
とろろと味噌の風味がとっても優しいんです。私は1人で1皿ぺろっといただいちゃいました(笑)。
■もつのにら玉 ¥800
このにら玉にも贅沢過ぎる程にもつがたーっぷり!
どれも絶品ばかり!他にもメニューが充実しているので、気になるメニューはすべてトライするのをオススメします。
そしてサイドメニューを満喫していると、そろそろお鍋がいい感じに……
もつすき→もつ鍋に!!!
完成でーす!(後ろのキャベツは一体…?!)
もつや玉ねぎにしっかりと味が染みていて最高!そしてこのぷりぷりのもつがまたたまりません。
2人前の「もつのすき焼き」も一瞬でぺろり。楽しい時間ってあっと言う間なんですね……
と落ち込んでいると……二代目の手によってあれよあれよと気がつけばもつ鍋にトランスフォーム!
もつ鍋のスープを注いで煮込むことしばし……
もつ鍋の完成を待つ間に店内のサインをみてみることに……
数多くある芸能人、著名人の中でも私が釘付けだったのがこちらです。わかる人にはわかる、私にはたまらないこのエリア(笑)。
こりゃたまらーんなんてはしゃいでいたら、こんなゲストに遭遇しました!カープ坊や!
ぎゃーっ!なんて光栄なんでしょう!まさか福岡で坊やにお逢いできるなんて!
「もつすき焼きうまいだろ?」と言いたげな表情がたまらん!
なーんて遊んでいるうちに絶品もつ鍋の完成!
もつをひとしきり楽しんだあとに、セパレートで楽しめるユニークさは他では味わえない醍醐味。
先程の醤油味とはまた違う味を演出する醤油ベースのスープが、これまたぺろりと完食させてしまう秘訣!
締めは絶対これしかなかろーもん!
「もつのすき焼き」と「もつ鍋」をハイブリッドで楽しんだにも関わらず、欲しくなっちゃうのが締めのチャンポン!
そしてここからは店主のおとうさんにバトンタッチ!
チャンポンを作っている間に今度はおとうさんとの会話にも花が咲きます。
実はおとうさんこのお店からほど近い場所で、32年間洋食屋さんを営まれていたんだとか。
ステーキやハンバーグなどをメインとしたお店だったそうで、そのお店に行けなかったことが悔やまれるばかり…!おとうさんのハンバーグ、さぞ美味しかったに違いない!
そして洋食屋さんを閉店させたのち、「もつのすき焼き」のお店「もつ繁」をオープン。
店先の味のある看板はおとうさんがご自身で制作されたというから驚き!
今年で13年目を迎えるこのお店と味を大切にされていることがしっかりと伝わってきました
いつも笑顔が素敵なおとうさん、そんなおとうさんのファンがきっとたくさんいるに違いない!と思ってしまうのは私だけではないはず(もちろん私は大ファン)。
味わうことのできなかった洋食店のメニューに思いを馳せている間に、お待ちかねの締めもいい具合に。
スープと麺がしっかりと絡み、ずっしりとお腹が満たされていく幸せをしっかりと噛み締め、ごちそうさまでした!のご挨拶。
そして今日のおさらいを動画でどうぞ。
最後は無理言っておとうさんとおかあさんのツーショットをぱちり。
福岡の人の温かさと美味しい料理を堪能できる名店、「もつ繁」さんにみなさんどうぞ足を運んでみてくださいね。
紹介したお店
もつ繁
TEL:092-761-3497住所:福岡県福岡市中央区赤坂2-3-27
営業時間:18:00~24:00(祝祭日は18:00~23:00)
定休日:日曜日
出典http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/fcf/2456
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